福岡北部豪雨から5年経った2017年7月5日(水)に、またも福岡朝倉地方と大分日田で豪雨が降り甚大な被害が出てしまったでござる。
被災され、不安な日々を過ごされておる方々、亡くなられた方々にお見舞いとお悔やみを申し上げるでござる。
5年前にも豪雨で福岡の柳川、八女地方。熊本阿蘇地方、大分竹田地方。
そして今回の朝倉地方、日田地方にも甚大な被害があった事は記憶に新しいでござるが、7月の梅雨の末期に起きる豪雨災害は繰り返し起きるのでござるな。
誠に恐ろしい事で、天災は忘れた頃にやって来るという事でござろう。
復旧には長い時間を要するでござろうが、頑張って欲しいと、地震で被災した我らも願うばかりでござる。
あおねの小径のある湯布院も10時30分から警報が出ていたのでござるが、最近の警報は頻繁に出るので見過ごして居った。
その後14時30分、15時42分と続けて警報が出ていたので、雨雲レーダーを見ると拙者は愕然としたのでござる。
福岡の朝倉周辺や大分の日田周辺の雨雲が赤一色なのでござった。
その赤色の雨雲の大きさはとてんでもなく大きく、今までに見たことない程の広範囲。
更に、現在から今後の動きを見ても、赤の雨雲は朝倉地方と日田地方に留まっておった。
それは80ミリ以上の猛烈な雨がずっと降るという事であった。
更に雨雲はその後、日田から天ヶ瀬、玖珠、九重と流れるレーダーの予測でござった。
これはただ事ではないと、警戒しておったのじゃが、17時55分更に警報が出たのでござる。
赤い80ミリを超える猛烈な雨雲が湯布院にも来るかもしれない。
あおねの小径は急ぎ、側溝の水処理能力が限界を超えた時、危険となりそうな場所に、水の侵入を防ぐ措置をとったのでござる。
そしてその夜、翌日、不安で一杯でござったが、お陰様で湯布院は80ミリを降らす赤い雨雲は殆ど来ずに
事なきを得たでござる。
7月4日(火)の台風3号も予測進路では湯布院は直撃コースでござったが、少しばかり南に逸れたのでござる。
湯布院は台風の進路の北側で雨風は殆どなく、木々の葉が落ちることもないほど穏やかに済んだのでござる。
自然の猛威に我らは人は無力でござるが、祈る事はできるのでござる。
明日は我が身。
青音姫と十三人の武士に祈り、お守り頂けたなら、感謝する事を忘れてはいけないのでござる。